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転生 幼少期6 姉兄との出会い

当然、生まれたての半年の間にあっているはずだが、ショウには記憶が無い。ほぼ、無意識だった。
立っているイサクを除く3人は、男の子のミニ・イサクが兄二人。そして、美少女。若返ったミサト母がいた。


 【18秒くらい歌ったからね、やりすぎたかな?誰が最初に、ツッコミを入れるんな~?】


       *     *


「なんだか不思議な鳴き声ね?」 疑問形で聞く姉上。

「父さんには、唄に聞こえたよ。アサミ」 娘に返事するイサク父。
 【アサミ姉さんは、青み掛かった金髪に黒い瞳。オットリした雰囲気なのに凛として見える。】

「イヤッ!おかしいでしょっ!この年齢で、赤ちゃんが!」
 【この人だったかーー?よっ!○八。阪○大○さん、サイコー!】

「ショウくん、あそびにきたよー、おうた うまいねー。」
柵の間から覗く可愛い笑顔に、ショウも笑顔になる。
 【素直な感想、戴きましたースマイル入りまーす。ありがとやした―。】
 【まだ小さいから周りの事態が良く分かってないのかな?ある意味大物の片鱗だ。】


       *     *


何人も育てている父イサクが、徐にショウを慣れた手つきで抱き上げた。

「ショウ、お前がもう座ったと聞いたのだが、私にも見せてくれないか?」

そういった後、側に居る娘アサミにショウを渡した。
「アサミ、少しショウを抱いててくれ。」

そう言ってサクは、部屋の角に置いてあるボアを持って戻ってきた。

「アレク、これを敷くから端を持って手伝ってくれ。」
「はい、父上。」

 【アレク兄上は、130cm以上あるな?青い目と濃い金髪の短髪。】

「アサミ、此処に座ってくれ。」

「サレクは、少し離れて前に座りなさい。」
 【この可愛い兄上は、サレクって云うんだ。】
白に近い金髪に茶色の目が、神秘的な雰囲気も併せ持つ。


       *     *


前回と同じ様に、ボアの上に座せられた。
後ろには、アサミ姉上がいて、2,3歩先にアレク兄上がいる。


2分くらい座っていたけど、退屈だから手足に、
ほんの少しだけ魔力を送るイメージで、前にハイハイした。

2,3歩先のサレクに、近付いて抱き着く。
「あっーおー」 【サレク兄ー】

「ショウくん、きたー」

 【多分、もう立って歩けるんじゃないかな?でも・・・】


喜んでくれているのは、サレクだけ。
 【やらかしたな ? もう暫くは、大人しくしとこう。】


なんでそんなに驚いているだろう。
この世界の赤ん坊は、もっと成長が遅いのだろうか?



       *     *
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