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幼少期 魔法の練習12 鑑定カウンター
幼少期 魔法の練習12 (1-7)
父も母も食卓にいない、どこに行っているのだろうか?
心なしか、子供たちも沈んでいる。
アサミ姉だけが声をかけてくれた。
「ショウ。いらっしゃい、たくさん食べてね。」
「ア~おー」
【ありがとう。姉さん】
長テーブルの上に、今回は緑の葉野菜を中心にしたサラダ、
黒パンと同じ小麦を使ったであろう手のひらサイズのチャパティの様なものだった。
その上に塩味の豆のペーストが添えられていた。
塩漬け肉とハムの様なものも見える。
焼き野菜も並んでいるが、子供達には食べにくい。
子供たちには、小さく刻まれた肉と焼き野菜が取り分けられていた。
* *
「待っていて下さいね、ショウ坊ちゃま。」
「あい」 椅子に置かれたので。いい機会なので、あっちこっち鑑定した。
これで少しでも熟練度稼ぎに、成れば良いのだが・・・。
朝食の時の様に、メイドのディアナの膝に載せられ
今回は、薄めていないヤギのミルクを貰った。
「・・・・うぉー」
【ちょっと、濃くないですか?】
工夫されてはいるが、砂糖、バター、ソース、マヨなど加工品がない。
当然、味噌や醤油もないから和食に使われる調味料もない。
ワインがあるのならビネガーもあるはずなのにピクルスの様なものもない。
続いて口に運ばれたのは、野菜と肉の緑色のペーストなのだが、素朴な味わいだ。
「うーおー」
【美味いけど、 乳酸菌作れないかな?】
満腹になってゲップが出ると、食事も終わり。
手を合わしても子供がすることなので注目もされない。
* *
いつもの様に、ベッドに戻されるので、ディアナが部屋を出ていくのを寝たふりで待つ。
誰も来ないのを確認して収納から本を取り出す。本に手を触れ、少しの魔力を流す。
【ナニィ 鑑定の熟練度は、何回鑑定すれば上がるの?】
本が独りでに捲れていく。そこには、こんな記載があった。
~鑑定カウンター~
~鑑定熟練度のレベルと残り回数だけが表示されるカウンターの魔法。~
~LV4になるまでの補助魔法。消費魔力1~
【便利な魔法があるじゃない。】
『*はい。各・熟練度は、カウンターに表示されます。』
【『鑑定カウンター』表示】
~LV1 (55/100)~
【あと、45回だね。】
* *
もう一度、本に魔力を流した。
【ナニィ、魔法陣の書き方ってわかる?】
本のページの多くが捲れていく。後ろの方だ。
~魔法陣~
~1.目的、2.属性、3.魔力、4.対価、5.時限、6.変質、7.結果。~
~線画の変形・六芒星に7つの魔法文字を書き込む(刻む)。~
~1.お湯を沸かす。2.青赤水火。3.消費魔力、10。4.対価、鍋の水、薪、種火~
~5.時限、消滅時間の設定。6.変質、水を加熱する。7.結果、熱湯。~
~結果から事象を導き出す魔法文字を構築する。~
~魔力と対価と時限は対比する。永久式は、魔石やジアン鉱石が必要。~
~対価は、魔力にする事も出来るが、その場合の消費値は50となる。~
白・黒・赤・黄・青
光・土・火・風・水
雷・闇・炎・回・木
【という事は、属性魔法を全部覚えないといけないんだ? 】
『*はい。ショウ様は、既に属性をお持ちのようです。
ですから読むだけで第2属性も使えるようになります。』
【水は、もう使ったからな。】
* *
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父も母も食卓にいない、どこに行っているのだろうか?
心なしか、子供たちも沈んでいる。
アサミ姉だけが声をかけてくれた。
「ショウ。いらっしゃい、たくさん食べてね。」
「ア~おー」
【ありがとう。姉さん】
長テーブルの上に、今回は緑の葉野菜を中心にしたサラダ、
黒パンと同じ小麦を使ったであろう手のひらサイズのチャパティの様なものだった。
その上に塩味の豆のペーストが添えられていた。
塩漬け肉とハムの様なものも見える。
焼き野菜も並んでいるが、子供達には食べにくい。
子供たちには、小さく刻まれた肉と焼き野菜が取り分けられていた。
* *
「待っていて下さいね、ショウ坊ちゃま。」
「あい」 椅子に置かれたので。いい機会なので、あっちこっち鑑定した。
これで少しでも熟練度稼ぎに、成れば良いのだが・・・。
朝食の時の様に、メイドのディアナの膝に載せられ
今回は、薄めていないヤギのミルクを貰った。
「・・・・うぉー」
【ちょっと、濃くないですか?】
工夫されてはいるが、砂糖、バター、ソース、マヨなど加工品がない。
当然、味噌や醤油もないから和食に使われる調味料もない。
ワインがあるのならビネガーもあるはずなのにピクルスの様なものもない。
続いて口に運ばれたのは、野菜と肉の緑色のペーストなのだが、素朴な味わいだ。
「うーおー」
【美味いけど、 乳酸菌作れないかな?】
満腹になってゲップが出ると、食事も終わり。
手を合わしても子供がすることなので注目もされない。
* *
いつもの様に、ベッドに戻されるので、ディアナが部屋を出ていくのを寝たふりで待つ。
誰も来ないのを確認して収納から本を取り出す。本に手を触れ、少しの魔力を流す。
【ナニィ 鑑定の熟練度は、何回鑑定すれば上がるの?】
本が独りでに捲れていく。そこには、こんな記載があった。
~鑑定カウンター~
~鑑定熟練度のレベルと残り回数だけが表示されるカウンターの魔法。~
~LV4になるまでの補助魔法。消費魔力1~
【便利な魔法があるじゃない。】
『*はい。各・熟練度は、カウンターに表示されます。』
【『鑑定カウンター』表示】
~LV1 (55/100)~
【あと、45回だね。】
* *
もう一度、本に魔力を流した。
【ナニィ、魔法陣の書き方ってわかる?】
本のページの多くが捲れていく。後ろの方だ。
~魔法陣~
~1.目的、2.属性、3.魔力、4.対価、5.時限、6.変質、7.結果。~
~線画の変形・六芒星に7つの魔法文字を書き込む(刻む)。~
~1.お湯を沸かす。2.青赤水火。3.消費魔力、10。4.対価、鍋の水、薪、種火~
~5.時限、消滅時間の設定。6.変質、水を加熱する。7.結果、熱湯。~
~結果から事象を導き出す魔法文字を構築する。~
~魔力と対価と時限は対比する。永久式は、魔石やジアン鉱石が必要。~
~対価は、魔力にする事も出来るが、その場合の消費値は50となる。~
白・黒・赤・黄・青
光・土・火・風・水
雷・闇・炎・回・木
【という事は、属性魔法を全部覚えないといけないんだ? 】
『*はい。ショウ様は、既に属性をお持ちのようです。
ですから読むだけで第2属性も使えるようになります。』
【水は、もう使ったからな。】
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