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幼少期 魔法の練習11 熟練度
幼少期   魔法の練習11   (1-7)



魔法の本を収納に閉まった。
読み続けて3時間、小さな体には負担が大きく疲れてしまった。

ショウは、しばらく眠った。

半分以上、本に吸い取られていた魔力が、徐々に回復していく。
無くなった魔力の源泉は、どこから湧いてくるんだろう。

前世、京介は剣と魔法の世界の作品を扱った映画やアニメを見るたびに感じていた疑問を持っていた。
地球には、魔力の要素はない。現代社会は物理現象の世界だ。答えはNASA関連の宇宙研究の中にあった。

ブラックホールの向こうには、同じ次元の宇宙があるとは限らず、反対側のホワイトホールの向こうには、

魔法現象の宇宙が存在している可能性がある。銀河規模で、魔法現象が発現している宇宙ならば、

惑星規模で消費しても減衰するようなことは無いという結論に達した。



       *     *



「ふぁ~~、」

 【まだ、眠いけど2時間くらい寝たのかな?】

寝たのは、朝食後3時間後だった。

お昼ご飯は、食べられるんだろうか?

授乳は、2時間おきの場合もあると聴いたことがある。

前世の中世の農民などは、早朝からの作業で朝ご飯は、午前10時頃。

昼を過ぎて3時ごろに作業を止め、4時ごろ夕食を取り日が沈むと就寝するらしい。

騎士爵家が、どのようなサイクルなのか分からないから待つしかない。

 【まだ、1歳の赤ん坊だし。】



       *     *


 【鑑定の魔法は、仕えるのかな?たしか、】

~LV1 自然・物品・無機物をできる。~

 【熟練度が必要なんだよね。まだ、僕自身を鑑定できないんだ?】

周りにある物なら良いんだろうか?

 【鑑定、ベビーベッド 】
~ベビーベッド~
使用経過年数10年、所有・シャバンシャム騎士爵家。


 【朝食の時に父上が言ってたような?シャバンシャム騎士爵家って】
 【何回、鑑定すれば熟練度が上がるんだろ?】

根気強く何回も試してみるしか方法がない。

その後もカーテンや木箱、扉、天井、暖炉など見えるものを鑑定したが、熟練度は上がらなかった。


 【同じものを鑑定しても上がるのかな?本に聞いてみるかー】


       *     *


収納に手を入れたショウは、誰かが来る気配を感じて手を抜き、収納を閉じた。

「ショウ坊ちゃま、お昼ですよ~。」

抱き上げようとして、オムツのふくらみを確認して

「食堂に行く前に、オムツ替えますね。」

そう云うと奥の木箱から布を取り出して淡々と交換を始め、
汚れた物を部屋の外に持っていき、しばらくして手を拭きながら戻ってきた。

「う~ーー」
 【ハズイ。これは、何度して貰っていてもなれない。】

自然に抱き上げられ連れていかれる。

「さぁ、食堂に行きましょう。」

 【色々不便だけど、ご飯が食べられるだけ有り難いから感謝。】



       *     *
       *     *
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