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幼少期 魔法の練習8 魔導本
幼少期   魔法の練習8 魔導本 (1-7)


 【誰か解説してくれないかな】
そんなことを考えていると、本が自動で閉じた。

慌てて本に触れ、再び魔力を流すと体内の大半の魔力を吸われる感覚に襲われた。
 【かなり吸われた。なんなんだ?この本。】

『*ありがとうございます。』
 【・・・・・誰? どこにいるんです。】

淡々と感情なく話す不思議な声が脳内に響く。

『*魔導本です。起動のため、ご主人様の魔力を戴きました。』
 【・・・・・本? Siriみたいなのキタ~・・・生きてるの?】

『*本の内容を解説する『本の魔法生物』です。』
 【僕、喋ってないのに何で会話できてるの?】

『*魔力を戴けた返礼として『念話』スキルと『使役』スキルが付与されました。』
 【『使役』スキルって何?】

~念話スキル~
~強い気持ちを脳内通話を可能にするスキル。~
~消費魔力:1。片方通信、相手側もスキル保持者であること。~

~使役スキル~
~無機物の特性を持つ疑似生命と魔法生物を飼い所有し、保持する。~
~消費魔力:1。従魔スキルの下位互換、従魔契約補助スキル。~



『*この本の閲覧は、ご主人様だけの権利です。他の方には、白紙に見えます。』
『*またLV(レベル)が上がれば、魔道具・生物・魔物を使役できるようになります。』

 【凄いねー、助かるよ。・・・じゃあさっきの所の続きからお願い。】

『*はい。 畏まりました。』


       *     *

~色は、隣接する魔法も使えるが、位置が遠くなるほど不得意となる。それは、反魔法も同じである。~

 【この一説に関する解説をお願いするよ。】
『*15の属性に隣接する魔法を使えるものは、得意魔法が種族により異なります。』

白・黒・赤・黄・青
光・土・火・風・水
雷・闇・炎・回・木

 【この並びの属性だね。】

『*ご主人様ならば、黄属性ですので、風魔法と回復属性となります。また、赤と青の属性素質もお持ちです。』
『*白と黒の属性は、使えません。ただし、混血して血の中に素質があれば、使用可能。しかし、確率の問題となります。』
『半属性・反魔法は、別のページ解説になります。』

       *     *

~魔法を行使するのは、神・龍・精・聖・霊・人・物・生・植である。また反属性では相殺する。~

 【次は、この一説だね。】
『*はい。魔法を使う種族の説明になります。太古の神。龍族。精霊。聖人。霊魂。人族。』

『*動物・魔法生物(魔道具)・植物など、言葉を持たない物も、魔法を行使します。』
『*神の眷属である白属性の人間。 龍の眷属である黒属性のノームと獣人。』
『*霊魂の眷属である赤属性のドワーフ。 聖人の眷属である黄属性の天人。』
『*精霊の眷属である青属性のエルフ。 となります。』

 【エルフ、ドワーフ、ノームや獣人がいるんだ。会えるのが楽しみだ。】


       *     *


 【霊魂と聖人と天人について、教えてくれる?】
『*霊魂とは? 付喪神が昇天して集合霊魂となりドワーフの神となった。』
『*聖人とは? 魔導を極めし仙人の選ばれた亜神。』
『*天人とは? 亜神が創造した天使族の翼を執られた人間との混血種。 』


 【天使族については、気になるけど、また今度にしよう。】



       *     *
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